熊本大学大学院生命科学研究部(医学系)生体機能薬理学分野



 
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教授挨拶


熊本大学大学院生命科学研究部(医学系)
生体機能薬理学分野 教授
 
光山 勝慶(みつやま しょうけい)
 

  平成16年2月1日付けで、熊本大学大学院医学薬学研究部(医学系)生体機能薬理学分野教授として赴任いたしました。これまで高血圧、心臓疾患、動脈硬化、腎臓疾患、脳卒中等の疾患モデルや遺伝子改変動物での循環器薬ならびに腎臓作用薬やレニン・アンジオテンシン系阻害薬の薬理作用の研究を中心におこなってきました。さらに、細胞内シグナル伝達分子を標的にした薬剤開発を目標に、臓器障害の分子機序を蛋白キナーゼや転写因子等のレベルで研究してきました。もともとが臨床医である背景もあり、熊本大学では、臨床教室や産業界と共同でトランスレ-ショナルリサーチを発展させ、基礎医学から臨床医学への応用研究を目標にしています。
 
  教育についての抱負を少し述べさせていただきます。自然科学の爆発的な発展により、基礎医学と臨床医学の垣根がしだいに無くなり、今や医学全体が生命科学という広い観点からとらえられる傾向にあります。しかし、医学教育については、依然として基礎医学と臨床医学との連携が弱いのが現状です。言うまでもなく、ほとんどすべての医学生は臨床医を志していることを考えると、薬理学の細かな知識を押し売りする前に、薬理学が臨床医学にどのように貢献しているのかを、より具体的にわかりやすく教育する必要があると切に感じています。そのような教育姿勢により、学生の勉強および研究意欲の向上に努力したいと思っています。また、臨床への橋渡し研究ができる医科薬理学者の養成も重要な責務と思っています。一方で、最先端の基礎医学教育を重視しすぎると、頭でっかちの人間性の欠落した医師を生み出す危険性があることも常に念頭におきたいと考えています。サイエンスに基づいた医療を実践でき、かつ患者さんに対して優しく思いやりのある医師を育てるために、微力ながら一層努力したいと思います。
 
  教室の研究内容に興味のある方は、是非御連絡いただけましたら幸いです。


略歴    
昭和57年大阪市立大学医学部卒業後、大阪市立大学付属病院第一内科研修医を経て、大阪市立大学医学部薬理学の助手、講師、助教授に就任。平成16年2月1日熊本大学大学院医学薬学研究部(医学系)生体機能薬理学(医学部薬理学第二)教授に就任し、平成22年1月1日から現職(改組により名称変更)

学会活動等    
日本循環器学会(評議員、理事を歴任)
日本高血圧学会(理事を歴任)
日本循環制御医学会(理事)
日本脳血管・認知症学会(理事)
Fellow of American Heart Association
Fellow of the European Society of Cardiology
Hypertension Research (Associate Editor, Editor-in-Chiefを歴任)
Journal of Alzheimer’s Disease (Associate Editor)
Cardiovascular Diabetology (Editorial Board)
Circulation Journal (Editorial Board)

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